不二周介
鏡のような子。
 多面的。ときには天才、ときには超人、乙女、魔王、攻め、受け、姫、女王様、シャーマン、風の谷の住人、いい子、真っ黒………。人によって受ける印象が物凄く違う。彼は対峙する相手によって姿を変える鏡のような子だ。ただし、長いこと付き合っていると、その奥にある強烈な主体性が垣間見える。
 実は本能だけに従って生きているのかもしれない。擬態も笑顔も本能的な反射か?ゆえに時々びっくりしてしまうほど残酷。それが子供の狂気だということを実は自覚しているのが不二の恐ろしいところ。
 不二もちょっと頑張れば比較的なんでも出来てしまう世の中渡りやすいタイプ。発言にデリカシー無かったり、一生懸命偵察に来てる人たちのデジカメに水ぶっかけたり、はっきり言って、ひどい。しかも、手塚と違ってそのひどさを自覚している。まああれだ、実際近くにいたとしても、あんま付き合いたくないタイプだな。試合のときだけお願いしますってな。
 ある朝目覚めたら物凄く大切だったものがどうでも良くなっていたりすることがある(byラブ&ポップ)ことを恐れている。でも、テニスと手塚は大丈夫な気がしている。むしろ嫌いにならないための努力をテニスと手塚の為なら出来る。手塚のことは大好きだ。何でもしてやろうと思う。ただ、彼がテニスで高みに登っていくことに対しては凄まじい憧れと期待をもっているので海外留学の話を知った時はドキドキしてしまった。いつも自分の予想を超えて別の世界を見せてくれる手塚を無二のものと思う。
 あまり未来のことを考えない。今が一番大事。将来何になりたいか、と聞かれたときは適当に答えることにしているが、今生きるだけでも精一杯なのに、未来のことなんか考えてられないよ、と思う。
 良くも悪くも人の期待を裏切るのが好き。好きというのは少し違うが、物凄くひねくれた子なので、人を驚かせたり意表を突かないと気がすまない。それが子供っぽいことだというのは一応わかっている。
 実は巨乳好き、というか
小池栄子が好き。忍足&英二と小池栄子同盟を組んでいる。
 愛用のライカはとても古いタイプ。シャッター音が「カシャ」ではなく「チョキ」ってやつ(byニナライカ)。風景の中の人物を撮るのが好き。老人と子供は自分が撮ると安易になりがちなので取り組む時は色々考える。基本的には部活仲間を撮る。最近お気に入りの被写体は乾と忍足。周りよりすれちゃっていることによって持つ仲間意識?同朋意識?みたいなものを二人には感じる。マージャンで彼らを相手にしたときの打ち方は容赦ない、ていうかえぐい。残酷になれるのも天才の才能の一つなのか!?
 外のレギュラー陣と比べられると、身長に見劣りがする所為か、貧弱な体つきだと思われがちだがけっこう筋肉がついてる。腕なんかは荒井よりも男らしかったりする。ふくらはぎが夜中にコムラ返りおこすこともしばしば。クソおしゃれな部屋に住んでいるが、実はそこには湿布とエアーサロンパスの匂いが仄かに漂っているのだ。というかこれはほぼ皆に言えること。
 音楽、デザイン、ファインについてはけっこう詳しい。部屋のインテリアはイームズでまとめている。これだから金持ちは。マンガやゲームやサブカルも好きなので、そこら辺はオッシーに認められた(笑)。作家はアラン・シリトーとジョイスが好き。サンデグジュペリは夜間飛行をまず読んだ。
 タカさんはオアシス。一緒にいると優しい気持ちになるので好き。


忍足侑士
オタ
 人生楽しく、が信条のオタク寝起きからテンションは高い(でも岳人の方が高い)
 小学校5年のとき家庭不和の挙句両親が離婚して、彼は関東転勤の父方について来た。妹が一人いるがそれはオカンの方におる。経済的には厳しくはないが、早く自立したいので氷帝でスポーツ特待を取り、寮に入る。
学費は70%免除。日向とダブルスを組むまでは、妙に諦めきってしまって大人びた子供を演じていたが、毎日毎日無駄に楽しそうなガックンを見ていると、そうやな!楽しいほうがええやんな!と肩の力が抜けた。
 ガックン(ボケ)大好き。喧嘩もするが、大抵くだらないことを考え出してはネタ合わせしている。兄弟みたいだ。最初にムーンサルトを見た時点で、「こいつとはつるんだろう」と思っていた。ツッコミには止めどがない。寮部屋にはなぜかガックン(自宅通学)の持ち物が溢れている。よく泊まりにきて狭いベッドに男らしく二人寝している。
 テニスに対しては芸は身を助ける的な感情を持っている。もちろんプレイすることは好きだが、それ以上に彼の存在を支えるものとしてテニスがある。しかし将来ずっとテニスでやっていこうとは思っていない。
 そしてオタク。氷帝テニス部レギュラーにはオタがいないので淋しいと思っていたが、図書館で乾と知り合いオタクダチに。もちろん二人で有明を攻める攻める。実は虚構の世界が大好きなのだ。但し、物凄く大人びた部分があるのでオタクであることに執着しているわけでもない。
 東京に来てから何人かの女の子と付き合ってきたが、エッチしたことあるのは一人だけ。性的なリビドーは高まっているが、まだ精神的に友達と遊んでいる方が楽しいかな、という感じ。けっこう繊細で、すぐに立たなくなる。ごめん。
 マンガ、アニメ、PC、音楽関係は乾と話が通じて、サブカル、デザイン関係は不二と盛り上がる。不二とは似たもの同士で気が合う。だけど、二人で遊ぼうとは思わない。同族嫌悪のきらいがあるのだ。最近は乾と不二と三人でゲームやったりビデオ見たりすることが多い。もちろんAVも見るぜ!!みうらじゅん、リリーフランキーもよく読む。でも最近一番はまっているのは漫画「低級 DAY DREAM」。カラオケでは加藤登紀子の「たまには昔の話をしようか」を熱唱。最後に「飛ばない岳人はただの岳人や(意味不明)」と決め台詞を吐き、皆を凍りつかせるのを無上の喜びとしている。ガックンはやさしいので
「ジブリかよ!」と、これもいまいちなツッコミをしてくれる。
 いろいろな店から似合う服を見つけてくるのが上手い。
 将来は忌野清志郎みたいになりたい。



乾貞治
愛い奴
 こいつには乙女の称号を与える。手塚に勝ちたいと思いながらミサンガつけちゃったり(しかも自分で編んだ)、川の中で海堂に告ったり(しかもあくまで薫ちんの主体性を大切にしている)、素晴らしい乙女の見本。でもキモイがな!
 まだ恋を知らない。だから手塚と不二が付き合うことでことで色々変わったり、喧嘩してりしているのを見て、いつか自分も誰かとああなるのかな、と思いながら不安と期待でときめいている。直接聞いたことはないが、彼らがやっちゃってるっぽい仕草を見せると直視出来ない。
乙女だから。薫のことは可愛いと思うけど、何かまだもやもやしていてよくわからない。
 言語化して、系統立てた上で推論しないと上手にモノを考えられないのでデータを集めている。心は右脳、思考は左脳の人。
 別にデータがなくても大丈夫っちゃ大丈夫なんだけど、ノートがないと何か淋しい。情報に対してもモノに対しても収集癖がある故データマンと呼ばれることになったのだろう。ただし、片付ける、という機能はついていない。テニスは最初、好きでも嫌いでもなかったが対戦形式が外のスポーツより好みだったので始めた。探究心の強い彼のこと、もちろんどっぷりはまった。しかしこいつがスポーツやってる男で本当によかった。純正理系だったらキモ過ぎてなあ(嫌いじゃないけど)。
 かなり急激に成長してしまったので、よく関節痛に悩まされる。冷えるとひざの裏が痛くなる。
 汁を作るのは本気半分レクリエーション半分。一応効くものを創ってはいるが、機能面にばっかり目がいってしまったのでああなったのだ。皆がまずいまずいと言うのをちょっと面白がっている部分もあるが、本気で嫌がられるとけっこう凹む。実のところあの汁はレギュラーの為だけのものなのでヒラの人には微妙に憧れられていたりして(でも、飲めといわれたら飲まなかろう)。
 気持ち悪いほどCDを沢山持っている。好きなジャンルはテクノ。パソを使い、自分でアレンジすることを覚え、ちょっとミキサーも欲しい今日この頃。映画は「バッファロー66’」や「式日」、監督で言うと岩井俊二のものが好き
 服の趣味はいたって普通。着やすいものを着る。自分自身は清潔にしておきたいタイプなので洗濯もきちんとするし、制服は衣替えがすむとクリーニングに。ただ、時々、乾には似合わない服を買ってしまって、からかわれたりする。感覚ズレ気味のマイワールドが激しい男だから仕方ない。
そんなところも(が)可愛い。不二が古着屋で買って彼には大きすぎた柄シャツを貰ったことがある。似合うんだけど、ちょっと自分にはお洒落すぎるような気がして避けてしまう。似合うのに。
 自分のことを手塚にも不二にも敵わない小物だと思って、コンプレックスを感じる瞬間がある。天性のものには期待しないで努力を大切にする男。好きだ。
 両親が共働きで夜遅め。氷帝の寮と不二の家の中間地点にあるのでいつも三人は乾の家で遊ぶ。むしろおしかけられる。簡易ジャン卓がある。彼はもちろんデータマージャンの人!



手塚国光
若竹が如しリーマン
 自分にも周りにも常に誠実であり、自らが納得できるようにしか生きられない子。何事も一つ一つ真剣に取り組まれるべきものだ。テニスのことは死ぬほど好き。はっきり言っていい試合をしているときはトリップにも値する恍惚感を感じる。
 何を考えているかわからない。何も考えていない。
菅野美穂が好き。
 顔が老けているとか趣味が私のお父さんと一緒だとかヅラだとかそんなことはどうでもいい。
 一応、中学生としてやるべきことはやっていると思う。
エロ本読むとか。しかもベッドの下に隠してあるんだが、もう読まなくなった釣り雑誌と一緒にしまってあって、それがカムフラージュだか天然だか判らないところが手塚。オナニーとかもしてみるんだがいまいち気持ち良くなりきれなくてどうしたものかなあと普通に困ってみたりする15歳(詐称)。想像力…というか妄想力が貧困なのだ。
 努力家っちゃー努力家だが、一先ずそこそこ頑張れば何でも出来てしまうので、けっこう発言にデリカシーがない。こういう場合誰が悪いんだろうね。このみてんてーは敗者に冷たいからな。
 エドマクベインを原書で読む男。それってどうなの。私は難解な洋書を原書で読むことよりも、エドマクベインというチョイスに突っ込みを入れたい。はっきり言うけど、おっさんくさい。もしかして高村薫とか読むだろ!?共感してるだろ!?
不二のことはにこにこしててよく分からないので怖いと思っている。物凄く恐いので隣に来て話し出すと目をそらすが、別のところを見た瞬間もう不二の恐さは忘れて新素材(アクアテックス)のテントのこととかを考えている。でも不二と付き合っている。不二は恐い。けど、手塚は底力のある美人が好きだ。頭もいいし、自分に対して一回もびびったことがないっぽいし一途なので添い遂げるつもりだ。手塚は不二の惚れたら一生、という気合を見抜いている。
 服に対しては特にこだわりもない。スポーツ用品店で買ったりお母さんが買ってきたものを着ている。が。が、自分でコーディネートすると何か変な紫のウエアを買っちゃったり、妙に嫌な感じに素肌が見えちゃったりするので不二に「一先ず君はGAPで服を買ったら良いと思う」と言い渡されている。
でもGAPがどこにあるか知らない。素肌系の申し子。襟が開いていて、鎖骨が見えている、という服装を繰り返し行なっているからそれと認められる。あまり肩を見せないのも特徴だ。独特の感性で若者の失笑を買う。同じ素肌でも桃城のタンクトップ姿はあんなに爽やかなのに。桃城はイカツイから素肌系じゃない。薫たんも違う。
 端的にまとめればリーマン。


向日岳人
風の子供
 小柄でオカッパな割には男らしいよい子。アクロバットなぴょん子ちゃん。よく、侑士に「お前みたいに落ち着かん子は体操部に売り飛ばすど」と怒られるが、体操はいや。ゼロサムゲームなスポーツが大好きなのだ。タイマンで勝敗がつくほうが燃える。戦闘モードなガックルは挑発大好き(例:対菊丸時の「みそ」発言)。
 日向も片親。小学校3年生のときにお父さんが病死。お母さんは働きに出たのでおばあちゃん子。お母さんを大事にして家のお手伝いをきちんとする。よく気の毒がられるが、本当のところ父親の記憶が執着するほどないのであまり気にしていない。だから、侑士みたいに仲が悪くなって離婚した両親がいるほうが色々複雑で大変だなあと思っている。
 侑士大好き。侑士を泣かす奴は絶対許さない。グーで殴ってやる。忍足は生まれて初めてこういうことをガックンに言ってもらったのですごく感動した。プレイスタイルは日向が忍足に依存している形だが、精神の深いところでは逆。二人とも新しい環境に入った最初の時はなぜか苛められ易い。でもすごく冷めた部分があるのでそれもすぐ沈静化する。とくに日向は小学校の頃から、周りより一回り身体が小さかったので標的にされやすかった。だから、人をからかうときでも、喧嘩をするときでも、これ以上やったら相手が傷つくな、という加減をよく知っている。強い子。
 童謡や合唱曲などの歌が上手。小学校の合唱コンクールではよくソロの部分を歌わされた。
 部活中に猫を見つけるとその位置を逐次チェックして、休憩時間に追いかけに行く。それにはあまり侑士は付き合ってくれない。だから樺地(跡部が許してくれた時)かじろたん(起きていたら)を連れて行く。変な名前を付けたり、自分の鞄の中に入れたりしてワイルドに交流しているようだ。猫メイツとして菊丸がいる。新人戦で会場の猫を追っていたら意気投合し、よく近所の猫などを写メールしあう。あの試合の後はちょっと喧嘩っぽくなったがしばらくして仲直りした。その後は特に後腐れなし。菊丸は刹那系ヤンだし、日向もさっぱりした性格なので、今が楽しいのが一番だと思っている。
 マージャンはあまり強くないのでマジ試合のときには混ぜてもらえない。
 オサレさん。古着メイン。冬場のお気に入りはアズキ色のダフルコート。フードの中側がチェックになっていてそこが好き。イヤマフもしちゃうよ。帽子も大好きだし、あんまり躊躇を知らない。


菊丸英二
グラビアアイドル(私生活はヤン)
 普段はヤンキーだが、大石の前とか扉絵とかではお仕事モードが入るグラビアアイドル。チェックのパジャマを着てみたり、私生活にも気を配っている。「にゃ」を語尾につけるのではなく、文章の中に織り込むのは菊丸だけが取得した高等技術私はそう信じて疑わない。このまま順調にグレていったら平成生まれらしく(?)、ギャングになりそうだが、そこまで行くと大石に嫌われるので乱闘魂を秘めたままじっくり成長していくだろう。
 しかし時々暴れん坊の本性が垣間見えて周囲とマジ喧嘩になる。この子は加減を知らないので平気で武器を出してきそうだ。ちょっと前は女の子に対しても怒ると手が出た。なぜなら自分のほうが可愛いとわかっているから(最低である。可愛くない)。しかし最近大石の熱心な教育の成果により一先ずすぐ人をぶつことはなくなった。その分根性も座り、男が(どうにか)出来てきたぜ。
(まだ固まりかけのプリン程度だがな)
 一先ず大石がいれば大丈夫(根拠はない)!と思っている。コミュニケーション手段としては、飛びつく、張り倒す、噛む(しかもかなり痛い)、飯をねだる、すりつく等、本能丸出しの模様。でもいかなる手段が有効かをいつも計算している。大石のことを聖人君子と思っているのではなく、時々ボロが出るところを愛しいと思っている。
そのうち爽快に副部長の童貞を奪い去ってくれそうだ。
 愛されないと生きていけない。万人に愛される気はさらさらないが、こいつだけは、と思う人に嫌われそうになるとどうしていいか分からなくてただ焦る。焦りまくって一生懸命愛を獲得しようとする姿は「カワイイ菊丸先輩」というイメージからは程遠いが、彼の生々しいまでの努力はけっこう心を打つものかもしれない(大石にとってはね)
 同い年あたりの女の子は、可愛いと思うし、興味もあるが、付き合うと面倒くさい気持ちが先にたつので精神的に一定距離の中に入れない。そういうのは卑怯であるという自覚はあるといえばあるが…。
 あまり物事を深く考えようとしない。自分はフィーリングで生きていくのが一番合っていると思っている。自分が信じたことや、感じることしか口に出さず、つくろうことはあまりしない。不二あたりにすぐばれるからだ。
 不二と菊丸で組んで時々ひどい悪戯をする(代表的被害者:乾、手塚、阿久津)。はっきりいって
えぐい(例:爆竹の入った空き缶を投げる(対あっくん))。恐ろしい子達だ。
 毎年、夏合宿の際は、下ネタを連発したりする。フェアリーなので手におえない。菊丸の「フィン毛占い」の洗礼は、レギュラー入りした全ての人に施される。
 以前、亜久津にねだり倒してトレードしたスカジャンがお気に入り(自分はベンチコートをあげた)。阿久津も愛玩動物系に弱い男だ。特に仲がよくはないが、普通に会話できる。兄弟が多い上に末っ子なので、誰にでも躊躇なく話し掛けることが出来る子。
 タトゥーにめちゃくちゃ憧れているが、以前大石に話した時、マジで叱られた後に悲しい顔をされたので諦めた。


大石秀一郎
ピータン
 青学の母だとか苦労人だとか卵だとかいろいろ言われていますが、この人は狂ったテニスワールドでも群を抜いて狂っているんじゃないか、と。大石の言うことはどれもこれも微妙に心に響かない。いや、良い事言ってるんだが、なんつーか。まさにオカンの言うことというか、皆、見事に耳半分に聞き流していらっしゃる。かわいそうなポジション。繰り返される精神的DV(ドスメティックバイオレンス)の所為でとうとう性格が歪んじまった。一年生の頃はまだ髪型が人間だったもんな。部長のフォローと部員たちから来る突き上げによって大石の心は蝕まれ、ボーリング大会で一気にスパークし、ピータンと相成った。そうなる前にみのもんたに電話してくれればな…。「奥さん、それは部長が悪いよ〜!」くらい言ってもらえばこんなことには…。人間って、変われば変わるな。
 越前に負けた時だってめちゃめちゃ悔しかった(筈)。でも秀一郎はそれを表に出すのを潔しとしないので、苦悩がないように振舞っていた(と思いたい)。しかし実際爽やかに「強い後輩がいて青学も安泰だな」とか思っていたら
相当狂ってるな!
 部屋にクリスチャンラッセンを飾る感性の持ち主。ジグソーパズルならギリギリだがポスターはアウトだろ。ここでも狂った父母会センスを発揮。趣味はアクアリウム。お父さんかあんたは。お父さんなんだな。そうか、そうか。
 自分の能力をいつも分析していて、人を率いる能力は特出していないが、人間関係を調停する力はあるということをよく分かっている。権力志向は全くなし。誰かがやるのを待つのではなくて、自分がやらなきゃ動かない、と自負している責任感の強い男。
 しかし、英二が絡むとさらに狂う副部長。はっきり言って、大石はいろんなことを調停する為に日夜、胃に穴をあけながら頑張っているが、最終的に英二が幸せならば、後はどうでもいいと思っている。英二は以前は相当な暴走っ子で女の子をぶったりしたが、流石にヤバイということで大石は一生懸命矯正した。実のところ全ては英二のため。まるで親の愛だ。壬生義士伝。そうか。大石は侍だったのか。
 盲目にも近い愛で英二を守ろうとしている。
 食べ物の趣味にも服装にも特に癖は無し。一日ほぼ決まった時間に三食食い、間食は身体に良くないのであまりしない。目覚ましは二個セットし、英二が面白半分に深夜電話しても怒らずに話を聞いてあげる。
 飲み会の時はひたすら皆の世話を焼き、ろくすっぽ食べられない。テンションの低い一部の人からは「そんな頑張んなくても良いのに…」と思われていたりするが、実際大石が居なくなったら部活が成立しない。
 服は…普通、清潔、目立たないを基本に選ぶ。だったらその前に髪型を目立たなくし(後略)。
 大人って、大変だねえ…。


海堂薫
プリンス
 エセ王子がはびこるテニスの王子様世界の中で彼こそ真のプリンス。プリンちゃん。
 イイコ。確かに最初はフシューとか言ってるしバンダナだし手がぶらぶらしてたりしてちょっと怖いけど、一週間も薫たんを観察したらあなたは彼の虜。めちゃめちゃ育ちが良く、礼儀正しい。弁当は重箱。お昼休みも特設乾練習を欠かさないので、一汗流した後に乾てんぱいとお弁当を食べる。薫たんは「ご飯はきちんと食べなきゃ元気が出ない」とお母さんに言われ続けているので、乾が購買のパンとかを適当に食べていると許せない。さかさかとおかずを重箱の蓋に取り分けて乾てんぱいに無言で差し出す。乾は最初のうちはマジで悪いので断っていたが、薫が余りに強固なので、今は素直にありがとう、と言って食べる。
一応これはギリギリ友情ライン。まだ、恋じゃない。
 傍若無人な1,2年が蔓延るなか、彼は先輩を素直に立て、尊敬し続ける。ストーカーされても礼儀正しく(誰の話とは言わない)。無意味にデータとられまくっても礼儀正しく(誰の話とは言わない)。プロポーズされたあかつきには軽くキれてみたりしているが
(誰の話とは言わない)。一番可愛い後輩である。上昇志向が強く、自分に厳しい。人間離れした努力の人。
 レギュラー陣一同それがわかっているが、海堂には言わない。薫は「自分って人付き合い悪いし、理解されてない?」とちょっとサミシイ。そこが可愛いからみんな海堂におイタする。負けずに頑張る海堂は一層可愛いのでさらにおイタしてみる。最近それに越前も加わり始めた。フォローしてるのは乾くらいである。
 潔癖症でちょっと神経質。人が口をつけた缶ジュースとかはマジで飲めない。人のお箸であ〜んとかも無理。合宿の時には不眠に悩まされる。でも最終日近くなるとかなり疲れがたまってくるので眠るようにはなる子。乾は根をつめる性格は何よりも海堂の武器になると思ってはいるが、完璧主義なばかりに自分を傷付けることがある彼をいつも心配している。だから時々シュール系ギャグを呟いてみたりして薫たんの心を和ませようとしているのだが、それが全く薫には通じない。でも、乾はお兄さんぽいので、今までずっと長男として生きてきた薫は甘えられるのが嬉しかったりする。
一応…これは友情ライン?まだ、恋じゃない…?
 乾と絡みが無ければ、もっとパンクなキャラとして生きることが出来たろうが、川でコクられた時点で時既に遅し。見事に各方面で乙女キャラであることを捏造されまくった
私もだけどな。
 不動峰の神尾とは服を買う店がかぶっていたりするので、時々見かける。でも、海堂は声を掛けるべきかどうかいつも迷いまくったあげく、何も言えない。むしろ神尾が気付いて声をかけてくれるのが一番楽なんだっ!とシャイボーイ全開。愛い。
 桃たんとはリスペクトスラムダンクな感じ。喧嘩のシーンが多いが、お互いに部活内で一番近いポジションにいることは分かっているので、そういう意味では同胞意識もあったりする。
 家柄、ジャズやクラシックに対する知識もあったりするので、不二先輩にレコードを貸したこともある。乾からトランス系のCDを借りてけっこう理解不能な今日この頃。でもアタイ、薫にはラヴァーズが似合うと思うの(寝言)。
 誕生日には一先ずバンダナをプレゼントされてしまう。実際嬉しい。
 まだ女子にはベクトルが向かわないお年頃。めちゃめちゃ意識はしてるけど。女の子よりテニス。恋よりマッスル。
 みんなの麗しプリンス。



越前リョーマ
新世紀型王子
言われなければ主人公だと判らないくらいにマイロード驀進。え?悪役に見える?別に、なりたくて主人公になったわけじゃないし…。くらいは言う。
 ジャンプ的にはもちっと苦労してもいいんじゃないかと思うがコノミ的には苦労とか努力とか敗者とかあんま大切にしてるわけじゃないっぽいので常勝の主人公が誕生。
 桃城を足に使い、食料庫に使い、小悪魔発揮で桃城
(と全国のお姉さん方)の心を惑わす。まだまだワガママ言うのが可愛い年頃だからな。頭大きいしな。目もでかいしな。おそらく抱っこすると子どもの匂いがするのではないかと。桃城はマゾなので(断定)小さな王子様に奉仕するのが楽しくて仕方がない模様。
 手塚とは実は親子。アニプリにおける手酷い日吉戦後のエンディング、最後に流れた二人のうしろ姿からそう推測される。家でテニスの練習をしたとき、手塚の大事な盆栽を割ってしまってゲンコツを……適当なこと言ってすんまそん。
 むちゃくちゃ早熟。というか耳年寄り。ファーストキスはキンダーガーデンの時に済ましてます。でもフィン毛はまだ生え揃ってない。まだうぶ毛&直毛。よくそれをネタに桃城君にからかわれる。でも、桃城はキスがまだなのでイーヴン。
 好きな食べ物はどれも渋めだが、それは南次郎の血をモロに受け継いだから。
 ところでアメリカ文学は父親と子供の関係性が大きなキーになるジャンルだと思うのだが、リョーマもアメリカ帰りらしく父親越えに夢中な様子。手塚越えにも燃えている。手塚は父親のメタファーというか代理の気がしてならない。
 まだまだちみっ子だから夜遊びは先の話だが、実際高校生になっても、飲み会するくらいなら家でカルピンと遊んでた方がマシ、と冷めていらっしゃる。
 口数があまり多くないのは、自分が喋ると人を挑発してしまうということがわかっているから。でも、喋んなくても因縁つけられたり、どうしたらいいのさ、とちょっと天然。
 レギュラー陣といるよりも、一年ズといる方が気が楽。
 まあ、何はともあれ、160センチの大台に到達したあたりからが、見ものである。
越前て、どんな大人になるんだろうね。


桃城武
漢と書いてオトコと読む
 テニスの王子様の主人公……だといいな、と思わせるナイスガイ。
 レギュラー陣の中では意外と背が小さいところも、一回ヒラに落ちているところも、リョーマに使われまくっているところも彼のそこはかとない
踏んだり蹴ったりな人生の香りを匂わせている。
 実はレギュラー内では一番女の子からの好感度は高い。が、本人は微妙に気がついていない。なぜなら手塚や不二にはちょっと強烈なグルーピーがいたりするのだが桃城を好きになる子は、直球でいい感じの思春期女子ばかりだから。お友達から発展したいと思っている子は結構いるんだぞ。あんたのことをアッシー程度にしか見てないい一年坊とニケツしている場合じゃねえぜ?
 何故か人間関係の面倒事に巻き込まれやすい。桃城自身は特に何もしていないのだが、友人間のつなぎ目として考えられていることが多いので彼の周りでは非常に学生らしいいざこざがよく起きる。しかしそれを無視できないのが桃城。ゆえに携帯料金がかさんでお母さんに起こられるのは毎月恒例の行事。
 
リョーマが可愛くて仕方がない。桃城は今まで周りから弟分的な存在として見られていたので、自分よりずいぶんちっちゃな王子様と遊ぶのが(遊ばれるのが)楽しいのだろう。エージのお気に入りとして去年一年間は微妙にいじられていた。上下関係なく仲がよいが、普段は基本的に荒井や池やんなど同学年とつるんでいる。
 あまり物を知らない。「え?英語のときオランダっつっても通じないって本当スか?」とか言う。なので、不二や乾が桃城と話すときはあまり難しいことを言わないように注意している。手塚はそんなこと考えない。大石は普段からあまり難しいことを話さないようにしている。しかし、桃城は基本的に勘がいいので頭が悪いわけじゃない。ただ、勉強が嫌いなだけ。一応私学に入ったのだから、やれば出来ないこともないのだろうが、潔いほどに勉強をしない。テスト勉強も、まじで前日とかにならないとやらない。やったところはほとんどあっているのだが、やっていないので学年順位は非常に悪い。ま、勉強したって分かるのは歴史的事実ぐらいだしな。でも、行く先に困らない程度にはやっとけよ…と荒井あたりに思われている。荒井は勉強が苦手だが結構テスト対策はやるほう。
 青いので喧嘩っ早い。しかし、女子供は殴らない(当然です)。先輩を結構立てるタイプなのでタカさんが阿久津に液体(ソースだったか、ジュースだったか)をかけられたとき真っ先に立ち上がる男前。あそこでコテンパンに負けてダサかったとしてもなんかいい感じなのが桃城。
 彼は挫折してもそれを克服する方にベクトル向くポジティブなキャラクターなので手塚が負けたときのようなドキドキ感はない。それが良いか悪いかは分からんが、柔軟な人間であるというのは桃城の人生において非常にプラスになっている。非常に適応力も高い。
 そして食う。ひたすら食う。一日5食+10時と3時のおやつ。そしてそれが全てエネルギーと身長と骨と筋肉になる年頃。若いって素晴らしい。新陳代謝が活発すぎて体温が非常に高い。平熱が37度をヨユウで越している。あまりバランスとかは考えていない。主に肉。
何はともあれ肉。
 服にも髪型にもこだわりあり。自意識目覚めまくりです。コンセプトは「漢&アクティブ」。タンクトップが似合いつんつんヘアーもまぶしい彼。夏場はトランクス一丁で寝る男。男の寝巻きだぜ。彼は今まで一度も自分のジェンダーに疑いを持ったことがないんだろうな。
 普通に可愛い系アイドルが好き。ゴマキ、あやや、みきだったらみき。